コンピュータ関係の備忘録ブログ

とある外資系の会社でITインフラのエンジニアの仕事をしています。自分のためのリマインダとしてコンピュータ関係のことをいろいろ書いているブログなので少々見づらいところもあるかもしれませんが、参照された方の参考になれば幸いです。

Google ChromeでMacTypeを使用するための注意書きメモ

私はFirefoxを使っているのですが、少し思うところがあってChromeを使って見ることにしました。
そこで、MacTypeChromeブラウザでうまく動作させるための情報をメモ書きとして残します。

 

 

使用環境

  • Windows10 64bit
  • Chrome 46.0.2490.80 m (64-bit)
  • MacType 2013.1231.0 (サービスモードで動作)

 設定手順

  1. Chromeのアドレスバーに「chrome://flags」と入力
  2. 表示される設定項目のうち、「DirectWriteを無効にする」を「有効」にする(つまり、DirectWriteを無効にする)
  3. Chrome再起動

これで、Chrome上でMacTypeが効くようになりました。

 

しかし、たまに一部文字が表示されない不具合があります。

これを直すために以下の設定をする必要があります。

  1. chrome://flags」へ移動
  2. 「ラスタースレッドの数」を「1」に
    (参考はこちら
  3. GPUのラスター化を有効にする」を「無効」に
    「ワンコピー ラスタライザを無効にする」を「有効」に
    (つまり、ワンコピー ラスタライザを無効にする)
    (参考はこちら
  4. Chrome再起動

2と3はどちらか片方だけで良いと思います。

 

また、これだけではメニューなどのUI部分にMacTypeが適用されません。

Chromeの起動オプション「--disable-directwrite-for-ui」を追加すると解決。

タスクバーやスタートメニューにピン留めしているショートカットから起動している場合は、こちらのフォルダのショートカットを変更。

  • タスクバー
    Win+R > 「shell:quick launch」開く> 「User Pinned > TaskBar」
  • スタートメニューWin+R > 「shell:programs」開く