コンピュータ関係の備忘録ブログ

とある外資系の会社でITインフラのエンジニアの仕事をしています。自分のためのリマインダとしてコンピュータ関係のことをいろいろ書いているブログなので少々見づらいところもあるかもしれませんが、参照された方の参考になれば幸いです。

ASUS Z87-PLUSでのWake-On-LANの設定

ASUS Z87-PLUS + Windows 8.1でのWake-on-LANの設定。8.1環境でWOLが設定できなかったので調べてみた。

→ 2014/07/07追記
最近自分のPCを初期化して、最新のドライバを入れたところ、Wake Lan on Magic Packetが設定できるようになっていたので、ドライバを改造してインストールするのは、もはや不要でしょう

 まずはUEFI BIOSの設定
設定はZ87-PLUSユーザーマニュアルPage4-12を参照。

UEFI BIOSを起動。Advanced Modeで、 Advanced >> APMにある、[Power On By PCI-E/PCI]をEnabledに設定。

次にWindows側の設定

しかし、IntelWindows8.1への対応がまだできていないせいか、デバイスマネージャのNICのプロパティにはWOLの項目がない。

WOLの設定をするためには、ドライバを改造するしかない。

ドライバのinfファイルを開いてみる。ドライバのディレクトリにはNDIS62 / NDIS63 / NDIS64の3つがあるが、Windows8.1はNDIS64に入っている。しかし、今回はNDIS63(Windows8用)を使用。

Intel(R) Ethernet Connection I217-V」記述があるinfファイル開く。Explorerの検索窓に「内容:I217-V」と入力すると簡単に見つかる。

[Intel.NTamd64......]の場所を探す。そこから次の[.....]までが1つのまとまり。

一番最初の[Intel.NTadm64.....]の1行下の行から次の[ ]の一つまでをコピー。

一番最後の[Intel.NTamd64.....]の次の行に

;===============================================================================

;                WINDOWS 8 for 64-bit EXTENDED PLATFORMS

があることを確認したうえで、一番最後の[Intel.NTamd64.....]の次の行にコピー内容をペースト。これでドライバの準備は完了。

しかし、Windows8.1では、署名がない、もしくは不正なドライバはインストールができない。改造したドライバをインストールする方法は自分で検索。→ こちら を参照。

改造ドライバをインストールできるようになったら、デバイスマネージャ >> NIC選択 より、改造したINFファイルを指定してインストール。

デバイスマネージャー >> ネットワークアダプター >> Intel(R) Ethernet Connection I217-Vのプロパティを開く。
「電力の管理」タブ >> Wake on LAN >> 電源オフ状態からのWake On Magic Packet にチェックを入れる。

インストール直後にWake On Magic Packetのチェックが入っているかもしれないが、一度OFFにしたのち再度ONにすること。

 

追記:

http://support.microsoft.com/kb/2776718/en によると、Windows 8 / 8.1 では、シャットダウン状態からのWOLはサポートされておらず、WOL起動には、スリープか休止状態からはサポートされているらしい。めんどくせえ。