Windows8.1でバッファロールーターへのPPTPサーバーの接続設定を作成する方法
新しいWindowsタブレットを買って、出先から自宅PCを操作するためWindows8.1に接続設定を作ろうとしたものの、セキュリティ設定のところで少し手間取ったので記録のために残します。
環境は、Windows8.1+Buffalo になります。
ルーター側のPPTP認証方式は「MS-CHAPv2認証(40/128bits暗号鍵)」になります。
以下、Windows側のVPN接続設定の作成手順になります。
- 「ネットワークと共有センター」の「新しい接続またはネットワークのセットアップ」でVPN接続を作成する
- 「ネットワークと共有センター」 → 「アダプターの設定を変更」に先ほど作成したVPN接続が保存されているので、プロパティを開く
- VPN接続のプロパティが開くので、「セキュリティ」タブの項目を下図の通りに設定する
①は「Point to Point トンネリング プロトコル (PPTP)」を選択。「自動」でも接続できるが、自動にすると各プロトコルを順番に試すため接続まで時間がかかる。そのため、プロトコルを限定している。
②は「暗号化が必要 (サーバーが拒否する場合は切断します)」を選択。「暗号化は省略可能 (暗号化なしでも接続します)」にすると、接続時(接続を完了していますのとき)に「エラー 734: PPPリンク制御プロトコルを終了しました。」というエラーが出る。
③と④は「次のプロトコルを許可する」→「Microsoft CHAP Version 2 (MS-CHAP v2)」を選ぶ。図の通りにしない(EAPを使う → EAP-MSCHAP v2 などを使う)場合、接続時(資格情報を検証中のとき)に「エラー 628: リモートコンピューターにより接続が途中で切断されました。」というエラーが出る。
以上で設定完了になります。接続するときは、認証情報の入力が必要です。
自分の環境ではほかの項目の設定変更は不要でした。